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曲が出来た時は、かなりの手応えがあったんじゃないですか? |
SOYA |
そうですね。周りの人に聴いてもらった時の反応がすごく良くて、“嫌い”という人がいなかったんです。僕個人としては、これを書いた後は、もう次の作品が出来ないんじゃないかと思うくらい出し切れた作品です。 |
TOSHIRO |
迷うことなく、すんなりと出来た曲なので、4人のいいところが全部出ている曲だと思います。 |
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この曲は実体験なんですか? |
SOYA |
実体験なんですけど、相手が一人じゃないんですよ(笑)。色んな失恋のエピソードが入っているんです。26歳になって、今までの別れが自分を成長させてくれたと感謝できるようになれたんだと思います。 |
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別れの曲なのに歌詞がこれだけ前向きなのは、別れてから結構時間が経った恋愛なんじゃないですか? |
SOYA |
まさにそうなんです(笑)。もう5年~7年前の恋愛のことです。 |
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歌詞は四季と時間軸を描写されていますが、このアイディアはどうやって浮んだんですか? |
SOYA |
思い出っていうのは、季節と場所、それに朝・昼・晩という時間軸と共にあると思ったんです。この感じはみんなわかってくれると思うんですよ。みんなが自分のことのように思える曲にしたかったんです。 |
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最初に曲を聴いた時の印象はいかがでした? |
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AIBAさんはアレンジをされていますが、今回のアレンジのポイントは? |
AIBA |
失恋ソングではあるんですけど、Hi-Fi CAMPらしく疾走感のある曲にしたかったんです。サウンドからも恋の情景を思い返してもらえるような、そんなアレンジを心がけました。
あと、エンディングにSOYAの声をサンプリングしたTOSHIROのスクラッチが入っています。TOSHIROがチョイスしたフレーズがフラッシュバックのように聞こえるので、そこも是非注目してもらいたいですね。 |
TOSHIRO |
SOYAの声を使ったのは初めてだったので、新鮮でした。この曲は余韻を残しながら終わりたいなと思っていたので、是非それを感じて欲しいです。 |
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デビュー時と比べて、伝えたいメッセージの変化はありますか? |
SOYA |
人の辛い気持ちをを支えてあげられるような曲を書きたいんだなっていうのが、最近明確になりました。 |
KIM |
“自分の内”を表現するのが詞だと思うんですけど、デビューしてライブをやるようになってからは、“外の声”を聞くことが多くなってきました。だから、“自分の内”を書いてはいるんだけど、それが人のためになったら嬉しいな、そういう気持ちが強くなってきてるように思います。それもあって、これまで曲を作る時は圧倒的にメロ先だったのが、最近では詞を書いてからメロディーを当てはめることも多くなったので、詞を書く面白さを感じています。 |
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「Lost Love Song」ということで、今、パッと思いつくLove Songを教えてください。 |
KIM |
沢山ありますけど、僕は槇原敬之さんの「LOVE LETTER」です。 |
TOSHIRO |
僕は洋楽しか聴いてこなかったので、マライア・キャリーの「We Belong Together」ですね。 |
SOYA |
僕は、DREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」です。多分、年末の紅白が印象が残ってるんだと思いますけど。 |
AIBA |
僕は、メリーゴーランドがまわる「LA・LA・LA LOVE SONG」です。 |
AIBA |
Hi-Fi CAMPが一番ですよ(笑)。 |
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ちなみにAIBAさんは、失恋したら、引きずる方ですか? |
AIBA |
引きずるというか、人間って嫌なことは忘れていくじゃないですか。結果的に残るものはいい思い出なので、もし忘れられない人がいれば、それはいい出会いだった証拠だと思いますね。 |
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TOSHIROさんは? |
TOSHIRO |
僕は引きずるんですけど、まわりには引きずってないように見せます(笑)。でも、やっぱり相手によりますね。 |
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それでは、最後に「歌ネット」を見ている人にメッセージをください。 |
KIM |
今回の曲は、詞もメロディーも最高のものが出来たので、歌ネットで歌詞を噛みしめながら聴いてください。 |
TOSHIRO |
4人のいいバランスで出来上がった曲なので、じっくり聴いていただきたいです。 |
SOYA |
作詞者としては、歌詞を検索していただけることは最高の喜びなので、是非歌詞をじっくり見てください。 |
AIBA |
失恋したことがある人には、ぜひ聴いてもらいたいです! |
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ありがとうございました!今後も応援させていただきます! |