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今回、ご自身の曲が使われているCMを観た時はいかがでした? |
KIM) |
他人の曲じゃないかなと思うくらいCMとマッチしていたので、感激しました。歌詞の中に「ポカリスエット」っていう言葉が入ってきてもいいんじゃないかって思うくらいです(笑)。 |
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今回、歌詞は“涙”をモチーフに書かれていますが、そうしようと思ったきっかけは? |
SOYA) |
まず、AIBAと二人でメロディーから作ったんですけど、「ポカリスエット」のイメージに合う歌詞“頑張っている人たちへ”という思いがありました。
頑張るっていう過程には、その分苦しいことがあるので、苦しいことを“涙”に譬えて、“自分が苦しんで流した涙がその後どうなっていくのか”っていうところからストーリーを作っていきました。「一粒大の涙はきっと」っていうフレーズは、最初に出てきましたね。 |
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これまではSOYAさんとKIMさんが一緒に詞を書かれることが多かったと思いますが、今回はSOYAさんお一人ですね。 |
SOYA) |
今回は、一人でのめり込んで書いてしまったんで、多少、僕趣向に寄るかなとは思いますけど、KIMに出来たものを見せた時に“OK。これで行こう!”っ言ってくれたので、この形になりました。 |
KIM) |
SOYAから詞に対しての説明を聞く前に、出来たものを聴いたんですが、同じようなイメージが湧いていたので、率直にいいなと思いました。あとでSOYAが詞を書くにあたって中学校を見学に行ったっていう話を聞いたんですけど、夏場なんか汗や涙がグランドに落ちて渇くじゃないですか。それが空に昇っていく映像がパッと浮んできましたね。 |
AIBA) |
前回の「トルケスタニカ」は、ひたむきさを感じる曲だったんですけど、今回は、前向きに一歩ずつ踏み出していくんだっていう感じが出てたので、オケは歌心を大切にしようと思いながら作りました。 |
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表現はシンプルなんですけど、内容はとても深いですよね。「みんなのうた」に使われてもピッタリじゃないかなって思いましたよ。 |
SOYA) |
まさに!そうなんですよ!!今回は絵本みたいなイメージを思い浮かべて作ったんです。 |