――秋田出身の菅原紗由理さんにとって、冬はやっぱり特別な季節ですか?
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菅原:自分ではそんなに意識はしてないんですけど、冬の曲を歌うことが多いので、そうなのかも知れないですね。冬って好きな人と近付けることが魅力だと思うし、少し寂しく、切なくなる季節なので、ほっこりする曲が聴きたくなりますね。 |
――東京と秋田の冬はやっぱり違いますか?
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菅原:違いますね。イルミネーションが秋田には少ないので(笑)、表参道や六本木のイルミネーションって凄いじゃないですか。“イルミネーションってこんなにキレイなんだ”って思ったので、ますます“クリスマスって楽しいな”って思うようになりました。 |
――歌詞は作詞家の加藤哉子さんとの共作ですが、どんなお話をされたんですか?
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菅原:毎回、どなたかと一緒に作詞する時は、一度ちゃんとお会いするようにしてるんです。今回は、デモを聴いた段階で、“クリスマス・ソングにしたい”と直感でビビッと来たので、“北海道出身の加藤さんと一緒に作りたい”と思って。自分の中ではストーリーが決まっていたので、この曲に対する思いを伝えて、一緒に制作していきました。 |
――ライブでは既に披露されたんですか?
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菅原:東京や名古屋、地元秋田で何回か歌いました。クリスマス・ソングって聴くとバラードっていうイメージがあるみたいで、“こんなに手拍子してノリノリで歌える曲なんだ”っていうのが意外だったみたいです。ライブではみんなとハッピーな気持ちになれる曲なので、とてもしっくり来てます。 |
――今年の冬に街で多く流れると思われますが、どんなシーンで聴いてもらいたいですか?
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菅原:どんなシーンでも嬉しいですが、例えば、付き合ってるカップルだったらクリスマスに家で聴いてもらっても良いと思うし、独りで寂しく過ごす人でも聴くことで少しでも温かい気持ちになってもらえたら嬉しいです。 |
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――「バスケットコート」はBENNIE KのYUKIさんが楽曲を提供されていますが、YUKIさんとは「風」で一緒にやられましたよね?
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菅原:はい。秋田から出てきた時に思っていた新鮮な気持ちって、東京に居続けるとだんだんと薄れてしまうんですけど、新鮮なあの頃の気持ちで歌える曲を作りたいと思って「風」が出来たんです。今回、“エレキギターを弾きながら自分の気持ちを吐き出せる友情ソングを作りたい”って思って、YUKIさんとやることになりました。 |
――「バスケットコート」というタイトルは、実際バスケットをやっていた菅原紗由理さんらしいタイトルですね。
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菅原:YUKIさんと何度か一緒に食事したり、プライベートで話していく中で、多分私がバスケットの話を熱く語っていたんでしょうね(笑)。友情ソングを歌うに当たって、私の感情が入り易くてライブでもリアルに表現できるような曲ということで、夢中になってやっていたバスケットを舞台にしていただきました。でも、実際は高校にバスケット推薦で入って、2ヶ月で辞めちゃったんですけどね(苦笑)。 |
――推薦で入ってすぐに辞めることができたんですか?
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