TUBEの2008年第一弾シングルは、昨年の夏の野外スタジアムライブで初披露して以来、ファンの間で口コミによって広がり、リリースを熱望する声が殺到していた楽曲「蛍」。美しいメロディーと感情豊かなサウンド、そして“命”や“愛”をテーマに綴った歌詞が胸に迫る珠玉のナンバー!

初夏の水辺を舞う蛍。たとえ短い命と知ろうとも、仲間と共に、命の限り光を放ち続ける健気な姿をモチーフにした歌詞が、現代人が感じている空虚な心にそっと光を灯してくれる!

歌ネットでは、そんな話題の名曲を、リリース前にいち早くお届けします!
歌詞を読んで、曲を聴いての感想、TUBEへのメッセージなど、どんどん書き込んで下さい。



 
――― 「蛍」は去年の夏の野外スタジアムライブで初披露された楽曲ですよね!
前田 はい。実際には、去年の5月ぐらいに作りましたね。ある程度出来た段階で「どうしようか?」って話し合った時に「とりあえずライブでやっちゃおうよ」っていう流れになって、夏の野外スタジアムライブで歌いました。
――― ファンからの反響がすごかったみたいですね。
前田

そうですね。けっこう反響があったんで、“じゃあ納得いくまでこの曲はイジってみようよ”ってことになって、“何が一番このメロディーに合うんだろう?”ってみんなで模索しながら、結局6パターンぐらい作りましたね。本来は、去年の冬に出した「WINTER LETTER」っていうアルバムに入れたかったんですけどね。

――― 曲のテーマを教えていただけますか?
前田 僕らも今年でデビューして23年になるんですけど、“何のために生まれてきたんだろう?”とかそんなことで悩む人がすごく多い時代になったでしょ。“自分なんか必要ないんじゃないか”とか思う人もすごく多くて。
“そんなことないのになぁ”って自分が思うことを、この年代になったからこそ、多少若者に対するお説教じゃないけど(笑)、“僕らはこういうために生まれてきたんだよ”っていうことを伝えたかったですね。
――― “蛍”というモチーフを見つけたのはいつ頃なんですか?
前田 ちょうど初夏だったので、虫に注目して色々書いてみたんですよ。その中で、蛍は単独では飛ばないし、みんなで光るし、“なんか人っぽいよね”っていうところから入りましたね。あと、“きれいな水辺にしかいないから、いいよね”って感じで。
――― 蛍は命が短いので、儚いっていうイメージもありますが…。
前田 “一瞬が永遠に続くと信じるように 伝えるように”っていうフレーズがあるんですけど、“そうやって人は輝いていくものだよ”って。“地球から比べたら、人の一生なんてものは一瞬なんだよな”っていうね。
でもきれいな水面がないと次の蛍はいないわけで。だからこの一行には、環境も含めて深い思いが込められているんです。
―――
いつか巡り会える君に見えるように”っていうフレーズも印象的ですね!
前田
出会うか、出会わないかは分からないけど、“信じていれば必ず出会えるんだよ!”っていう気が最近するんだよね。“特に男子よ、そう思え!”って(笑)。
僕にも若い後輩が沢山いるんだけど、女の子の方がすごく活き活きしてて、男の子はつまらなそうなんですよね。僕も男だから、“もっと楽しく生きようぜ!”っていう気持ちはすごくありますね。
あと、男は驕りであっても構わないから“守るんだ!”っていう気持ちを持とうぜ!ってね。

――― “生きること”もそうですが、“愛”というキーワードをすごく感じます。
前田 生きている存在、つまり誰かと誰かが愛し合った結果が“命”なんだよね。だから人は愛を与えることができるし、許すこともできる。
でも、そう言っておきながら、そう出来ない自分もいるんだけど、だからこそ、歌い続けたいし、書き続けたいですね。
――― ところで、TUBEの曲作りは、どのようにされているんですか?
前田 先に仮タイトルを決めますね。イメージというか、“こんなこと歌いたいんだけど”っていう話し合いをして。そうすると“こんな曲どうかな?”っていうパターンですね。
ちなみに、蛍の仮タイトルは、“蛍雪”でした(笑)。
――― 作詞論を教えていただけますか?
前田 僕の場合は、“生きてる”っていうのがテーマですね。僕は、物語形式で書くタイプではないので。もちろん“うまいなぁ”って思う人は沢山いるんですけど、上手い詞は書きたくないというか。
詞っていろんな世界があると思うんだけど、僕は“生きてる詞”を書きたいなって。体験だったり、身近の人に起こったことだったり、親しい友人の悩みごとだったり…。
あとは、やっていることはサンバだったり、浴衣着て踊ってたりするんだけど、世界情勢を見据えながらサンバステップしたりとかね(笑)。
――― メロディーとの関係も重要ですよね。
前田 そうですね。そういう意味では、歌った時の“喉ごし”が一番のポイントかな。文面ではすごくいいんだけど、歌ってみると“ちょっと違うな”とか“もっとストレートにした方がいいな”とか、そういう直しはしますね。
――― それでは、最後に、「歌ネット」を見ている人にメッセージをください!
前田 “ライブに来て、生で観てご覧なさい、いいよー(笑)”。ってこの言い方も可笑しいけど(笑)。でも、是非ライブを観に来てほしいですね。
――― ありがとうございました!今後も応援させていただきます!

曲を聴いて、歌詞を読んでの感想、TUBEへのコメントは締め切りました。
たくさんのコメント有難うございました。
 
Mのひめっ子 さん 2008年06月28日 02:13 PM
蛍はTUBEのシングルでも1番何度も何度も聴きこんだ曲です。もちろんライブでも前ちゃんの生歌も聴きましたよ。
今は先日発売したParadiso〜愛の迷宮〜を聴きこんでいますが、早くアルバムが待ち遠しいです。(^−^)
この記事を読んで“生きてる詞”という前ちゃんの言葉が心に残っています。
れい・あやママ さん 2008年06月26日 00:31 PM
初めて蛍を聴いた時、正直歌詞の内容をあまり理解できず、でも理解しようとひきつける何かをとても感じ、何回も何回も繰り返し聴くにつれこんな私でも少しずつ理解することが出来るようになり、気づいたら涙を流しながら聴いている自分がいました。こんな歌詞を書けるのは今の前田さんだから出来た事なのかなと尊敬すらしてしまいます。この24年生きてきてほんとに色んな事がありました。でももう一度愛するという意味を考え、見返りのない愛という当たり前の事を当たり前に出来ていない今の自分を考え直す大切な一曲になりましたぁ!前田さん、本当にありがとうございました!!
GON さん 2008年06月23日 09:23 PM
7月に初めてTUBEのライブへ行きます。
まだ、2週間前なのにもう胸がバクバクしています。
めちゃくちゃ楽しみです。
前田さんまじ大好きです。
ライブで感動をください!!
みかりん さん 2008年05月30日 02:04 AM
去年の甲子園で初めて『蛍』を聞いた時は感動しました。
TUBEの歌には、いつも励まされたり、いろんな思い出があります。この『蛍』も、その1曲です。
すごく心にしみるし、切なくなるけど、心が温かくなります。これから発売する、シングル、アルバムも期待大です。
和歌山大好きさん さん 2008年05月28日 11:35 PM
歌詞最高に胸に響きました  誰かの為でなくまして見返りでもないー 純粋に守りたい繋がってたい人に聞かせたい曲やなって優しい暖かい気持ちになれる曲ですね dingdongdangも心に響いたけど蛍はダントツです
 
 
TUBE プロフィール

・前田亘輝(Vo)
・春畑道哉(G)
・角野秀行(B)
・松本玲二(Dr)

1985年6月、シングル「ベストセラー・サマー」でデビュー。翌年、3rdシングル「シーズン・イン・ザ・サン」が大ヒットを記録し、大ブレイク。
“夏といえばTUBE”と言われるほど、夏をテーマにした数多くのヒット曲で知られる日本を代表するバンド。

オフィシャルサイト



48th single「蛍」
2008年4月30日発売

【初回生産限定盤(CD+DVD)】
AICL-1920-1/\1,600(税込)

【通常盤 (CD)】
AICL-1922/\1,223(税込)

PV視聴はコチラ

<収録曲>
1. 蛍
2. OLD BASEBALL MAN
3. 春夏秋冬
4. 蛍(Instrumental)

Sony Music Online

【ツアー情報】

<TUBE LIVE AROUND 2008
             
~YOUBEST~>
5月5日~7月13日
全国21ヶ所、全25公演

5/5  厚木市文化会館
5/13 神戸国際会館
5/15 米子コンベンションセンター
5/17 サンポートホール高松
5/18 松山市民会館
5/21 神奈川県民ホール
5/23 多治見市文化会館
5/24 静岡市民文化会館
5/26 びわ湖ホール
5/27 倉敷市民会館

6月以降のツアースケジュール及び
詳細はコチラ


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