歌ネットBlog：「TRIPLANE」スペシャルインタビュー

　　“美メロ・ヴォーカル・バンド”と呼ばれ、今、最もブレイク間近と期待されている4人組バンド“TRIPLANE”。車での移動距離30,000kmを走破した全国アコースティックライヴを経て、全国各地で話題を呼んでいるTRIPLANEが、3枚目となるアルバム「君に咲くうた」を完成させた。

　彼らの代表曲となった感動的な美メロ・バラード「白い花」で証明されたTRIPLANEの音楽。江畑兵衛が紡ぎ出すメロディーと歌は、聴く人の心を揺らし、優しさと温もりを芽吹かせる。今の時代、なかなか出会えない大衆音楽になり得るそんな名曲ばかり！

　歌ネットでは、そんな話題の作品を、リリース前にいち早くお届けします！歌詞を読んで、曲を聴いての感想、TRIPLANEへのメッセージなど、ドシドシ書き込んで下さい！

―――	“この冬一番の泣ける恋唄”として話題を呼んだ「白い花」は、結成当時からあった曲だそうですが、これまで温めてきた理由は？
江畑	温めてきたっていう気はなくて、今までタイミングがなかったというか、“いずれはシングルで出したい”とは思っていました。　それで“2008年は、夏と冬にシングルを出そう”ということになって、夏は「夏が終われば」を出して、“次は冬に出そう”ってなった時に“「白い花」があったよね”って話になったんです。みんなの中でも“今だ！”っていうタイミングが重なったので、自然な流れでのリリースになりました。
―――	反響も大きかったんですよね。
江畑	そうですね。この曲を聴いてファンになってくれた人も多く、反響も大きかったですね。昔からファンの人の中には、音源化反対の人もいたんですよ。人の手が加わると「曲が変わっちゃうんじゃないか」とか「歌詞が変わっちゃうんじゃないか」と心配する手紙も結構もらいましたね。
―――	実際に変わったんですか？

		江畑	全体で約6分あるんですけど、プロデューサーの笹路さんから“シングル曲で6分は長い”って言われたんです。“長いのは分かるんですけど…”って話し合いをして、アレンジ以外は変えませんでしたね。
		―――	今回のアルバムのタイトルは、収録曲「君に咲く歌」からとられたんですか？
		江畑	いや、アルバムのタイトルが先にあって、それから曲が出来たんですよ。

―――	そうなんですか！
江畑	今回どういうアルバムにしようかってみんなで話し合ったんですけど、2007年の後半から2008年いっぱい、ずっとアコースティック・ライヴで全国をまわって、そこで色んな人と出会って、凄くエネルギーをもらったんです。失いかけていた自信も取り戻せたし、自分たちの音楽は間違っていないという確信に変わったというか、全国各地でTRIPLANEの音楽を待っている人が沢山いるって分かったんです。　なのでそういう人たちに向けて、音楽を届けているんだという思いが強くなって、今回のアルバムは、そういう人たちを勇気付けたい、一日の生活の中で、一瞬でも幸せな時間を味わって欲しいなと思って、このタイトルができたんです。
―――	なるほど。そのアルバムのリード曲となるのが「誰に咲く花」ですね。
江畑	アルバムのタイトルが決まった時に、一曲目は“歌モノでサビから入る曲にしよう”っていうアイディアがパッと浮かんだんです。それが“TRIPLANEの今”を象徴しているんじゃないかと。それから家に帰ったら、割とすぐ一曲出来ましたね。
―――	「誰に咲く花」と「君に咲く歌」に関係はあるんですか？
江畑	本当は一曲目にタイトル曲を持ってこようと思ったんですけど、“このタイトルはアルバムの最後に置きたい”と思って、“じゃあ一曲目と最後の曲を連動させよう”って思ったんです。　一曲目では“伝えたい思いがあるんだ”っていうことをメッセージとして、最後の曲がアンサーソングになるような内容にしたんです。

―――	TRIPLANEは“美メロ・ヴォーカル・バンド”と呼ばれていて、“的確な表現だな”と思いますが、ご自身ではいかがですか？
江畑	スタッフが考えてくれたんですけど、“上手いことつけてくれたな”と思いましたね。今までは“TRIPLANEってどんな音楽なんですか？”って聞かれても、説明ができなかったんです。　メロディーがよくないとメンバーは誰も良いと言わないので、やろうとしていることを的確に表現しているなと思いますね。ただ自分たちで“美”っていうのは、言いずらいですが(笑)。

―――	そうなると歌詞は？
江畑	僕の場合、まずメロディーがあって、それに対して歌詞をつけていくので、メロディーを一番大切にしています。メロディーが醸し出す雰囲気からテーマを決めて、そのテーマ上で自分のメッセージを乗っけていきますね。なので、一番のこだわりは、メロディーを壊さない言葉の選び方ですね。
―――	最近は歌詞を重視する時代の流れもありますが、それについてはいかがですか？

江畑	歌詞の内容を重視するあまり、リズムが崩れたり、メロディーがおいしくないものになるのが嫌なのですよね。正直なところ、デビュー当時は、メッセージはいらないと思っていたんですよ。洋楽チックに聴いてもらいたいというか、“よく聞こえればいい”と思っていたので、言葉の意味だとか、聴いた人がどう感じるかは、あまり考えてなかったですね。　でもこの世界に入って時代の流れもあって、“今のままの歌詞じゃまずい”ということになって、スタッフと打ち合わせして歌詞を書くようになったんですけど、正直、自分の中ではまだ抜け切れていない部分もありますね。
―――	「白い花」や「檸檬」をはじめ、一曲を通してモチーフがしっかりしているなという印象を受けます。
江畑	タイトルのつけ方も、歌詞を全部書いてから最後につけるパターンと、このタイトルにしようと決めてから曲を書こうというパターンとがあります。「檸檬」は、漢字の“檸檬”を見た時にビビッときて書きましたね。モチーフについては“軸がブレないように分かりやすい内容で”ということを心掛けています。

		―――	韻もうまく使われていますよね。
		江畑	そうですね。ただ、最近は自分の中であまりできてないなって思っています。どちらかっていうと7・3ぐらいで内容を重視して書くようにしているので、韻だったり、言葉でリズムを楽しむというの作業がちょっとできてないなと。　理想は、今まで大事にしてきたメロディーにしっかり乗せて、リズムを壊さない言葉で、内容のある深いものが理想ですね。

―――	それでは、最後に「歌ネット」を見ている人にメッセージをください。
江畑	今、出来る100％のことは、このアルバムで出来たと思います。僕の中で、今回のアルバムほど聴く人の立場に立って作ることができた作品はないので、一つの言葉でもいいので、何か感じてもらって、日々の生活がちょっとでも明るくなるきっかけになったら嬉しいです。
―――	ありがとうございました！今後も応援させていただきます！

曲を聴いて、歌詞を読んでの感想、TRIPLANEへのコメントは締め切りました。
たくさんのコメント有難うございました。

DAI　さん 2009年03月27日 07:21 PM: 最高です。。。何度も何度も聞いてます。

MORI　さん 2009年03月03日 06:51 PM: 「君に咲く歌」アルバム買いました。
どの曲もとても素晴らしくTRIPLANEの魅力がいっぱいです。メロディー声、どれを取っても最高！！
楽曲に対してのこだわりが聴けて、インタビューとても楽しく読ませてもらいました。まだ出て下さい。

さちこ　さん 2009年02月23日 08:30 PM: 歌ネットでインタビューをみて初めてTRIPLANEを知りました。（ごめんなさい）5分でノックアウトされました。今、病気のように熱にうなされています。必ず今月中にCD買います！
また、ここに出て下さい。もっと有名になって下さい。ずーと応援してます。

km　さん 2009年02月21日 01:42 PM: モノローグを聴いてからファンになりました!!

初めてレイクタウンに行ってライヴ聴きました。
感激しすぎて、握手会の時に何も言えなかったです(･･;)

応援してます！

yu　さん 2009年02月17日 05:59 PM: メロディーは最近ブレイクしているバンドの中でも、トップクラスだと思います！
実力もあるんだし、ぜひ全国でもっと注目されて欲しいですね！！

地元札幌から応援しています！
ＴＲＩＰＬＡＮＥ最高だぁー！

TRIPLANE(トライプレイン)

江畑兵衛((Vocal & Guitar)
川村健司(Guitar)
武田和也(Bass)
広田周(Drums)

2002年4月、北海道札幌で結成。2004年10月、1stシングル「スピードスター」でメジャーデビュー。
“美メロ・ヴォーカル・バンド”と呼ばれ、江畑兵衛が紡ぎ出すメロディーと歌に虜になる人が急増中。現在、最もブレイク間近と期待されている4人組バンド。
Official Site
Official Blog

作品名：「君に咲くうた」(album)
発売日：2009年2月4日発売
発売元：tearbridge records

[初回生産限定盤]
NFCD-27147/B　\3,800(税込)

[通常盤]
NFCD-27148 \2,800(税込)

＜収録曲＞
1.誰に咲く花
2.ALWAYS
3.太陽の季節に
4.檸檬
5.夏が終われば
6.おもひでの空
7.around my life
8.秋晴れの空の下で
9.白い花
10.声
11.君に咲く歌
TRIPLANE 歌詞一覧

＜TRIPLANE ワンマンLIVE TOUR 2009“君に咲くうた”＞

2/21 愛媛・松山サロンキティ
2/22 香川・高松DIME
2/28 広島・ナミキジャンクション
3/1 岡山・ペパーランド
3/5 長崎・DRUM Be-7
3/7 熊本・DRUM Be-9
3/8 福岡・イムズホール
3/14 愛知・名古屋E.L.L.
3/15 大阪・Shangri-La
3/20 新潟・JUNK BOX mini
3/21 石川・金沢AZ
3/29 東京・赤坂BLITZ

江畑兵衛さんの好きなフレーズ

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