『100万回の「I love you」』が配信で150万ダウンロードを記録し、携帯・スマホ世代から圧倒的な支持を受ける仙台在住シンガーソングライター“Rake”が、3月7日に待望のニューシングル『フタリヒトツ』をリリース!

  “抱きしめたい もっと強く そっと ぎゅっと…”LIVEで既に披露され、ファンの間でも音源化が待ち望まれた永遠の愛を誓う究極のラヴソング!ストレートな歌詞が早くも共感を呼び、“告うたPart2”として話題沸騰中!

 歌ネットでは、そんな話題の作品を、リリース前にいち早くお届けします!

  
――まずは、『100万回の「I love you」』の大ヒット、おめでとうございます。
Rake:ありがとうございます。
――2011年を代表するラヴソングとなりましたが、曲を聴いた人からはどのような声がありましたか?
Rake:“大切な人にこの曲で思いを伝えます”とか“今の自分の大切な人を思う気持ちにぴったりです”という声を頂きました。あと、“結婚式で使わせていただきます”という声も多く頂きました。
――USENでは連続チャートイン記録が1年になったそうですが、長期にわたってリクエストされている要因は何だと思いますか?
Rake:“実はこの曲を作ったのは、8、9年前なんです。大切な人への溢れる思いを難しい言葉じゃなく、僕なりに飾らない言葉で書けた曲だったので、それにみんなが共感してくれたことが長く聴いてもらえている要因なんじゃないかなと思います。
――“告うた”としても、話題を呼びましたね。
Rake:告白する背中を押せたことは嬉しいです。もちろん相手が振り向いてくれる場合もあれば、そうじゃない場合もあるんですけど、それでも“大切な人がいる”っていうだけで凄く幸せに気持ちになれるし、毎日がキラキラする感覚は、誰もが経験し、共感できることだと思いますね。
――手応えはいつぐらいに感じましたか?
Rake:アマチュアの時から仙台の路上で活動してきたんですけど、“CDはないんですか?”“音源化しないんですか?”ってよく言われていたので、“みんなが好きになってくれている曲なんだ”っていう感覚はありました。
――新曲『フタリヒトツ』は、その『100万回の「I love you」』から一年経ってのリリースとなりましたね。
Rake:去年は『100万回の「I love you」』を色んなところで歌わせてもらいました。違った人生を歩いてきた二人が出逢って、一つの未来に進んでいく。『100万回の「I love you」』を通して、そんなストーリーを色んな方から逆にもらったんです。それで、“次に出す曲は『100万回の「I love you」』の先にあるストーリーを歌いたい”って思ったし、そういうエネルギーをたくさんもらう中で生まれた曲なんです。
――曲はいつ頃出来たんですか?
Rake:去年の8月くらいだったと思います。レコーディングはそれから少し経ってからです。
――歌詞を書く上でイメージしたことや意識したことは?
Rake:“みんなで一緒に歌える曲にしたい”“心にスッと届く歌でありたい”と思ったので、難しい言葉ではなくて、みんなが日常で使う言葉で書きました。曲の2番に“君が隣にいるから 雨降り負けずに 頑張れる僕がいる”という歌詞があるんですけど、多少疲れてても大切な人のためだったら頑張れる。それは男子も女子も同じだと思うんです。そういう部分はきっと共感できるんじゃないかなと思いながら、書きました。
――メロディーはどこから作ったんですか?
Rake:サビです。“抱きしめたい~”って歌詞と一緒に出来ました。
――“少しのズレが気になり出した”っていう歌いだしはよくあると思うんですけど、そのあとに“心が重なり始めたから”っていう発想は素晴らしいですね。
Rake:誰だって違う感性で生きているので、喧嘩もすると思うんですけど、相手のことを思うが故に喧嘩する。普通の友達だったら“あ、そう”って許せちゃうことも、大事に思う人だからこそ、ぶつかることってあると思うんです。“大切な人だからこそ、わがままなほどに心を重ねたいじゃん!”って、自分に言い聞かせながら書きました。
――歌詞で一番悩まれた箇所ってどこですか?
Rake:サビの“抱きしめたい もっと強く そっと ぎゅっと”です。最初は“抱きしめたい もっと強く 強く ぎゅっと”って歌ってたんですけど、“何か違うな”って思ってて。力強いだけじゃなくて、“長く一緒にいたい”っていうイメージがあったので、半年ぐらいかけて“そっと”が出てきました(笑)。
――確かに“そっと”が入ることで相手に対する思いやりが感じられますね。
Rake:そうなんですよ!強く抱きしめたとしても、相手にはそっと抱きしめられている感覚でいてほしかったんですよね。あと、タイトルもなかなか出てこなかったですね。最初は「抱きしめたい」とか考えていたんですけど、“二人の日々が一つになっていく”っていうことで、シンプルに『フタリヒトツ』にしました。
――色んな思いがこもった曲なんですね。
Rake:『100万回の「I love you」』を通して、大切な人と一緒になった方もいると思うので、『フタリヒトツ』を聴いた時に、“あっ、これ私達のことだね”って思ってもらえたら嬉しいです。
――カップリングの「希望の歌」は、東日本大震災後、初めて自身の想いを綴った曲だとうかがいました。
Rake:震災の時、自分は仙台の自宅にいました。初めての経験だったので、なかなか現実を受け入れられずにいたんです。それが、時間が経つにつれて、“地震が起こる前の生活がむしろ当り前じゃなかったんだ”って思うようになって、“蛇口を捻れば水が出る。それって奇跡的なことだったんだ”っていう感覚になったんです。自分の中で考えさせられることがとても多かったです。
――誰しも人生観が変わった出来事でしたからね。
Rake:自分の中でまだまだ考えもまとまらないし、今回の震災をどう理解したらいいのか分からないけど、自分の気持ちを一回整理するためにも、今ある思いや景色を曲にしてみようと思って作った曲なんです。
――音楽観の変化はありましたか?
Rake:“ラジオから流れてきた曲を聴いて凄く頑張れました!”っていう声を頂いて、“僕自身がこれまで音楽で支えられたように、僕の音楽で誰かを支えられるかもしれない”って改めて思いましたし、だからより聴いてくれるみんなの存在を意識するようになりました。
――その上で、“希望”という言葉をタイトルに使われていますね。
Rake:自然の力は物凄いものでしたし、その前で僕らは立ち尽くしてしまうこともあるんですけど、どんな苦難や屈強に立たされても、みんなで手を繋いで希望を作っていく。“僕ら自身が希望になっていかなくちゃ”って思ったんです。
――ライブでは披露されたんですか?
Rake:はい。初めてのライブで歌った時は、思いが込み上げてしまって、上手く歌えませんでした。でも最近は、いつまでもくよくよしてられないって思って、少しでも復興のエネルギーになってくれたらと思いながら歌っています。辛い思いを堪えている人もいっぱいいるし、涙を流したほうが辛い思いも和らぐと思うので、そういう曲になればいいですね。
――普段、どのように曲作りをされているんですか?
Rake:普段はギターで曲を作っているので、ギターのコードやフレーズから曲を作ることが多いです。
――詞を書く上で大切にしていることは何ですか?
Rake:難しい言葉を並べても人に届かないと思うので、聴いた時にスッと入っていくような言葉で書くことを意識しています。あと音に乗せてこその歌詞なので、“このメロディーだからこの歌詞”っていうマッチ感を凄く大事にしています。メロディーを歌おうとしたと同時に歌詞も一緒に出てくるのが理想です。
――歌詞が出来やすい場所や欠かせないアイテムはありますか?
Rake:歌詞を書く時は、まっ白いコピー用紙を5、6枚用意して、クリップボードを持って書くことが多いです。机でジッとして書くより、クリップボードを持って書いてる方が浮かびやすいんですよ。動きながらや立ちながらでも書けるので、思考が柔軟になるんだと思います。
――歌詞の面で影響を受けたアーティストは?
Rake:Mr.Childrenさんとか槇原敬之さんなど、いわゆるJ-POPの名曲と言われるものから受けてる影響は凄くあると思います。たとえばMr.Childrenさんで言えば、「花 -Memento-Mori-」の中で、“ため息色した 通い慣れた道”っていう歌詞があるんですけど、“通い慣れた道”っていう日常の中でみんなが思い浮かべる景色に、“ため息色”という抽象的な表現を組み合わせている世界観は凄いと思います。
――では、槇原さんは?
Rake:たとえば「どんなときも。」で言えば、サビの“どんなときも どんなときも”という言葉の持っている響きとメロディーのマッチ感が素晴らしいし、それが独特の槇原さん節に繋がっているんだと思います。“素晴らしい作品だな”とただただ感嘆しています(笑)。
――歌詞を書くことは、“Rake”さんにとってどのようなものですか?
Rake:客観的に“あぁ、自分は今、こう思っているんだ”っていう確認になるし、自分との対話でもあると思いますね。時代によって、全く違う表現だったりするところと、6、7年前に作った曲でも今と全く変わらない部分っていうのがあって、“ここが自分にとって譲れない部分なんだな”っていう発見も出来るんです。
――“ストレートな歌詞”“ストレートなラヴソング”っていうのが“Rake”さんのイメージですが、ご自身ではどう思っていますか?
Rake:音を作る上でもそうなんですけど、“飾って飾って”というよりは、音数が少ないのが好きですし、言葉にしても“直球”なのが好きなので、シンプルが好きであることは間違いないと思います。
――“歌詞がストレートということもあって、男らしさも感じますよね。
Rake:人とのコミュニケーションもそうなんですけど、その場で何も言わないで後で文句言ったりするのはあまり好きじゃないですし、もともと野球をやっていたこともあって、どちらかと体育会系ですね(笑)。
――それでは、最後に「歌ネット」を見ている人にメッセージをください。
Rake:今回の『フタリヒトツ』は、とても歌いやすく、大切な人と口ずさめる曲になっているので、ライブで一緒に歌えたらいいなと思っています。4月から全国13会場で全国ツアーが始まるので、是非遊びに来て下さい!!
Rake(レイク)

2010年1月、シングル『Fly away』でメジャーデビュー。3rdシングル『100万回の「I love you」』がUSEN史上初の快挙であるTOP30に1年間連続チャートインという日本新記録を樹立。2012年、最も注目を集めているアコースティック・ソウルマン。

Official Site

4th Single「フタリヒトツ」
2012年3月7日発売
初回生産限定盤 BVCL-311~312
\1,575(税込)
通常盤 BVCL-313
¥1,223(税込)

<収録曲>
1. フタリヒトツ
2. 希望の歌
3. 100万回の「I love you」
  -Acoustic Version-
4. フタリヒトツ(instrumental)
5. 希望の歌(instrumental)

Rake 歌詞一覧

Sony Music Online

<ツアー情報>
Rake TOUR2012 “WONDERFUL WORLD”
4月15日(日) 山形:ミュージック昭和Session
4月17日(火) 札幌:cube garden
4月19日(木) 青森:Quarter
4月21日(土) 秋田:Club SWINDLE
4月22日(日) 盛岡:CLUB CHANGE WAVE
4月24日(火) 郡山:HIP SHOT JAPAN
4月28日(土) 福岡:DRUM Be-1
4月29日(日) 広島:ナミキジャンクション
5月1日(火)  神戸:チキンジョージ
5月3日(木祝) 東京:赤坂BLITZ
5月5日(土)  大阪:BIGCAT
5月6日(日) 名古屋:クラブクアトロ
[追加公演]
5月13日(日) 仙台:darwin
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