鹿児島県奄美大島出身の歌姫『城南海(キズキ ミナミ)』。「夜空ノムコウ」で知られる川村結花が作詞・作曲を手がけたデビュー曲「アイツムギ」が、ロングセールスを記録している中、待望の2ndシングル「誰カノタメニ/ワスレナグサ」をついにリリース!

 東海テレビ・フジテレビ系連続ドラマ「エゴイスト~egoist~」主題歌と挿入歌を収録した本作。力強い歌詞を奄美の島唄独特の歌唱法“グイン”を駆使して歌い上げたメッセージソング!

 歌ネットでは、そんな話題の作品を、リリース前にいち早くお届けします!歌詞を読んで、曲を聴いての感想、城南海さんへのメッセージなど、ドシドシ書き込んで下さい!



 
 
――― 「城南海」(キズキ ミナミ)という名前は本名なんですよね?
城) はい。「キズキ」って、初めてお会いした人からは、ちゃんと呼んでもらったことはないですね(笑)。大抵、お相撲さんか焼酎の名前か中国人だと思われて、「ジョウナンカイ」と呼ばれることが多いです(笑)。
――― 確かにそう読めますね(笑)。地元の奄美大島では「城」という姓は多いんですか?
城)

あまりないですね。でも、奄美大島では1文字の姓が多いですね。

――― そうなんですか?初めて知りました。話は変わりますが、音楽を始めたきっかけを教えていただけますか?
城)
3歳からピアノをやっていて、高校も音楽科に進んだんです。“音楽に関われる仕事につけたらいいな”と思っていたので、“鹿児島でピアノの先生をやっていこう”とぼんやりと思っていました。
  当時、私は奄美の島唄にまったく興味がなく、奄美を出て鹿児島に来てから、年が離れた兄が趣味で島唄を歌っていたこともあり、島唄の良さに気が付いたんです。鹿児島の人は、奄美の島唄を聴いたことがない人が多かったので、島唄を広めたいという思いから始めました。
――― 島唄のどういうところに惹かれたんですか?
城) 鹿児島には奄美料理のお店が多くて、そこで“ウタアシビ”(唄遊び)をよくやっていたんです。“ウタアシビ”っていうのは、テーブルにみんなで座って、一人が三味線を弾いて、周りの人が節を歌っていくもので、そういう交流をしながら島唄を覚えていきましたね。
――― その後、どういう流れでデビューに至ったんですか?
城) 鹿児島の公園でアートイベントがあって、私の知り合いがそこでお店を出していて、“お店の前で歌って”って頼まれて、歌っていたんです。その時に今のレコード会社の方から「オーディションがあるんで、受けませんか?」と声を掛けていただいたのがきっかけです。
 
――― デビュー曲「アイツムギ」は、川村結花さんが作詞・作曲されていますが、城さんの自己紹介としてピッタリな曲ですね。
城) 私もそう思います。川村結花さんとは、この間初めてお会いさせていただきましたが、凄く素敵な方でした。曲の事はもちろん、関西の方なので、お笑いの話などもさせていただきました(笑)。
――― 「アイツムギ」を初めて聴いた時の印象はいかがでした?
城) メロディーがシンプルですごく覚えやすいなと思いました。あと歌詞が問いかける形式で、すごく説得力があって、スゥーと心に入ってくる不思議な曲だなと思いました。
―――
今回リリースする「誰カノタメニ」の曲のテーマを教えていただけますか?
城)
南米の民話「ハチドリの一滴」がモチーフになっています。山火事があって、ハチドリが小さいクチバシで水をかけつづけているんです。周りの動物たちはそれを見て“そんなことして何になるの?”って笑って逃げていくんです。でもハチドリは“私は私が出来る事をしているだけなんだ”っていうお話で、“出来る事って小さいことかもしれないけど、自分が出来る事をやり続けてることが大切なんだ”っいうメッセージが込められています。
――― 「アイツムギ」とはまた違ったタイプの曲になりましたね。
城) サウンドは違うタイプの曲だと思うんですけど、「誰カノタメニ」の方が歌詞に力強さを感じますね。
―――

もう1曲の「ワスレナグサ」はどのような曲ですか?

城) 「ワスレナグサ」は、ドラマ「エゴイスト~egoist~」の挿入歌で、“力強く生きていく”っていうことをテーマにした曲です。曲の中で、言葉を2回繰り返すところが結構あって、そこがポイントになっています。
――― 城さんは奄美の島唄独特の歌唱法“グイン”を使われますが、“グイン”の魅力って何ですか?
城) グインは、一瞬、裏声にひっくり返す歌い方なんですけど、裏声を使う民謡は、世界でアルプスのヨーデルか奄美の島唄だけと言われているんです。奄美の島唄って沖縄と一緒だと思っている人が多いと思うんですけど、奄美ではサンシンじゃなくて三味線って言いますし、歌い方も奄美は一瞬裏声にするのに対して、沖縄は高い音も地声で歌うんです。
  沖縄は琉球王国の王様のために歌っているのに対して、奄美は女性を神様にしているんです。音楽でいうと、沖縄は明るい曲が多く、圧政下にあった奄美はブルースみたいな哀愁を帯びたメロディーが多いんです。
――― なるほど。そのグインを使ってどのような歌手になっていきたいですか?
城)
私は今、自分で詞や曲は書いていないんですけど、その曲に込められた思いを人に伝えられる歌手になりたいと思っています。歌い継いでいくという意味では島唄と同じだと思うので、私が歌うことで思いを伝えて、人と人とを繋いでいきたいですね。
――― 今後は作詞作曲にも挑戦していかれるんですか?
城) そうですね。東京にはいいところがいっぱいあって、奄美では観れないアーティストのライブが観れたり、海外からの絵の展示会が観れたり…。自分の感性を磨いたり、引き出しをいっぱい作って、自然と自分の中からいいものが出るようになれば、挑戦していきたいですね。
――― ライブで注目してほしいところはありますか?
城) お話も好きなんですけど、やっぱり一番は歌ですね。あと必ずカバーをやるようにしているので、誰でも知っている曲を“グインで歌ったらこんな風になるんだ”っていう点を注目して聴いてもらいたいです。
――― それでは、最後に「歌ネット」を見ている人にメッセージをください。
城) これから全国に行ってライブをやっていく中で、思いを人から人へ伝えていきたいと思うので、応援よろしくお願いいたします!
――― ありがとうございました!今後も応援させていただきます!
曲を聴いて、歌詞を読んでの感想、城南海さんへのコメントは締め切りました。
たくさんのコメント有難うございました。
 
みち さん 2009年04月19日 02:10 PM
ここで試聴して「誰カノタメニ」買いました!
何度聴いても飽きません!
今の私のパワープレイです!
「アイツムギ」も買います!
もっともっと他の曲も聞きたいです!
ライブも行きたいです!
雅子 さん 2009年04月15日 01:54 PM
奄美大島に親戚があるので、何か身近に感じます。癒される感じで、とても好感持てました。
今度、他の局も聞いてみたいです。
エゴイストチェックします。
ちづる さん 2009年04月09日 02:17 PM
伸びやかなやさしい風を思わせる、素敵な歌声ですね。
アルバムでどのような世界観をあらわしてくれるか、とても楽しみにしています。
K さん 2009年04月08日 08:14 PM
試聴しました。
いいですね。
みほ さん 2009年04月08日 10:34 AM
素敵な歌声ですね。
元ちとせや中孝介ほど、グインがきつくなくて、
私的にはとてもいいです。
 
 

城南海(きずき みなみ)

平成元年12月生まれ 19歳
鹿児島県奄美大島出身の女性シンガー。2009年1月7日、シングル「アイツムギ」でメジャーデビュー。郷愁を感じさせる美しい歌声で、現在、話題沸騰中。

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2nd single 「誰カノタメニ/ワスレナグサ」
2009年4月15日発売
PCCA-02890 / \1,050(税込) PONY CANYON

<収録曲>
1. 誰カノタメニ
2. ワスレナグサ
3.


1st single 「アイツムギ」
2009年1月7日発売
PCCA-70232 / \1,050(税込) PONY CANYON

<収録曲>
1. アイツムギ PV視聴
2. ピアノ
3. アイツムギ instrumental

【ライブ情報】

<L'ULTIMO duo Vol.3>
3/26(木) 渋谷duo MUSIC EXCHANGE
18:00 open / 19:00 start

<@peps!ミュージック・プレゼンツ
“桜祭り!”Vol.“春”ぽっぽ>
4/5(日) 東京・SHIBUYA-AX
15:00 open / 16:00 start

5月以降のツアースケジュール及び
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