昨年11月にデビューミニアルバム「Tasty」をリリースし、歌ネットやラジオチャートで1位を記録するなど、各メディアから今、注目を集めているニューカマー“果山サキ”が、1stシングル「ズルしないでちゃんと愛してよ with LGMonkees」をリリース!

 数多くのフィーチャリングで常にチャートを賑わせている“LGMonkees”を迎えた、この春話題のナンバー!始まったばかりの恋人同士をテーマに、“きっとずっと一緒だよね?”と不安に揺れる気持ちを綴った楽曲は、ポップで瑞々しい!

 歌ネットでは、そんな話題の作品を、リリース前にいち早くお届けします!

  
――赤髪のショートカットがとても印象的ですね。
果山:小学生の時からバスケをやっていたので、ずっと髪は短かったんですよ。一回伸ばしてみたんですけど、また切っちゃって。ショートは楽なんですよね。赤は“情熱の赤”って言いますが、元気をくれる好きな色なんですよ。
――果山さんの楽曲は、ポジティブなメッセージが多いですよね。
果山:冒頭からアレなんですけど、実は、中学生の時、いじめにあってた時期があったんです。それでお母さんに相談したら、“何言ってんの!ちゃんと学校に行きなさい!”って言われて。私としては、学校の先生に言ってくれたり、“学校休んでいいよ”“転校しようか?”って言ってくれると思っていたんですけど。
――普通はそう思いますよね。
果山:“そんなことで学校を休んだら、いじめっ子の思うつぼだし、平気な顔して学校に行くことが仕返しになるんだよ”って言われて、仕方なく学校に通ったんです。そしたら次第にいじめが無くなって、楽しい学校生活を送れるようになって。あの時、もし学校を休んでいたら、きっと負け癖がついていただろうし、“自分の幸せのためには戦っていかなくちゃダメなんだ”って気付くことができて。その実体験が今の私の基になっているんです。
――そういう原点があることは、素晴らしいと思います。
果山:あの経験は、間違いなくターニングポイントだったし、ポジティブなメッセージを届けられるシンガーでありたいと思うようになった一番のきっかけなんです。
――待ちに待った1stシングルは、LGMonkeesさんとのコラボ作品になりましたね。
果山:LGMonkeesさんの楽曲を初めて聴いた時から、声や、歌詞がすごく直接的で好きで、ずっと、いつかはご一緒したいと思っていたので、私からお願いさせていただきました。LGMonkeesさんの爽やか且つ力強い声のおかげで、5月らしいすごく爽快な曲になっています。
――LGMonkeesさんとは、どんなお話をされたんですか?
果山:曲のテーマを決める上で、私の今までの恋愛の話をしたり、恋愛観を伝えて、歌詞を書いてもらいました。LGMonkeesさんは、他愛の無い話から私らしさを引き出してくれて、“さすが!”と思いましたね。
――タイトルもとても目を引きますね。
果山:タイトルは曲が出来上がった時にいくつか見せてもらったんですが、第一印象のインパクトが他の候補より強くて、“すごく可愛らしい”って思ったし、この曲自体、恋愛をして不安で揺れ動く淡い気持ちを歌っている曲なので、逆にタイトルの強いインパクトがとっても気に入ってます!単純に、“ズルしないで”って女の子がだだこねながら言ったら、“カワイイな”とか、そんな感じしません??ストレートですごく分かり易くていいですよね。
――歌詞の男女の設定は?
果山:付き合いたての恋人同士のストーリーで、彼のことが好きで、信じて付き合っているんですけど、彼が元カノと一緒に左手を繋いでいる昔の写真をたまたま見つけちゃって、嫉妬して、私は彼の右手しか繋がない、と、強がっている女の子に自分がかぶっちゃうんです。
――タイトルの“ズル”には、どんな思いが込められているんですか?
果山:男の人って元カノの写真を取っておいたり、画像を保存していたり、連絡先を消せないでいたりするじゃないですか?そういうところが、ズルしてるように見えるんですよ。女の子は大概、ちゃんと新しい恋愛に向けて前見て進んでいますからね。
――果山さんは、恋人の過去は気にならない方ですか?
果山:私の場合は、元カノと行った場所が気になりますね。やっぱり同じ場所には行きたくないので、自分からどんどん訊いちゃうんですけど、その度、落ち込んだりします(笑)。結構面倒くさいタイプです(笑)。
――恋愛でも積極的なんですね(笑)。
果山:ノストラダムスの大予言が流行った時があったじゃないですか?その時、6年ぐらい片思いをしていた男の子がいて、“このタイミングで告白しないと世界が終っちゃう”と思って、その子の自宅に電話したんです。(笑) その時の経験が大きくて、たとえ脈がなかったとしても、自分スタイルで行くようになりましたね。
――この曲はどういう人に聴いてもらいたいですか?
果山:付き合い立てのカップルに、女の子にはもちろん、男の子にも聴いてもらいたいですね。女の子からも男の子からも“わかるー”って共感してもらえたら嬉しいです。あと私としては初めてのシングルなので、実際に手に取って、歌詞やジャケット写真を見ながら、聴いてもらえたら嬉しいです。
――ちなみに、CDジャケットで果山さんの隣にいる方は?
果山:LGMonkeesさん!ではないんですけど(笑)、本物のお猿さんと撮影させていただきました。お猿さんとは「目を合わせないようにしながら仲良くなる」というところが大変で、途中で怒ったり、グレちゃったりして8時間ぐらいかかりました。でもその甲斐があって、いい距離感で撮れていると思います。
――「Girls be smiley」は、果山さんの代名詞となる楽曲ですね。
果山:この曲は、“女の子が聴いて元気になれるガールズアンセムを歌おう”と思って生まれた曲なんですけど、自分にはアンバランスな高いブランドものを着たり、周りの目を気にしすぎて背伸びをしてたけど、でも本当の自分が隠れちゃっている気がして、本当に自分がしたいことが分からなくなった時があったんです。そんな時に、“街の女の子たちもそうだったりするのかな”って思って。だから素直に、単純に、“笑ってる自分で勝負しよう”っていう自分に素直に向き合った時に出てきた等身大な歌になっています。
――ライブでも映える曲だと思います。
果山:そうですね。ライブでは既に歌ったんですけど、すごい盛り上がりますね。自分も歌っててどんどん前のめりになっちゃうので、一つになれる曲ですね。
――“飾らずに 無理しないで 素顔のままでいれたら”と思っていても実際には難しいと思いますが、果山さんが普段心がけていることは?
果山:本音で話すことを心がけています。時間は有限だから。本当に話したいことを話したいので、飾らないで、先に素の自分をさらけ出すようにしています。“自分はこんな人間です!”って(笑)。
果山さんにとって、飾らず笑顔でいれる時はどんな時ですか?
果山:恋愛してる時です。勝手にドキドキしたり、“あの人は、きっと私のことが好きなんだ”(笑)って思ったりして、一曲できちゃったり(笑)。恋愛のアンテナはいつも張っているので、恋愛体質だと思います。
――ちなみに好きな男性のタイプは?
果山:私が積極的なタイプなので、気が長い人です。あと、“ちゃん”付けで呼んでくれる人ですね。“お前”って呼ぶ人はダメなんですよ。一目惚れも多くて、基本は自分から行きますね。その時は恥ずかしいけど、もう一生会えない可能性もあるわけだから、“エイ!”って勇気を振り絞ります。
――3曲目の「雨のち晴れ」は、ワクワク感が伝わってくる曲ですね。
果山:そうですね。“今は片思いだけど、そのモヤモヤしている思いが、きっとうまくいって晴れるだろう”っていうポジティブな歌です。
――歌詞は、実体験ですか?
果山:私は、歌詞は実体験でしか書けないので、思い出しながら書きました。相合傘をしてて、肩も触れ合う距離にいるのに、本当に好きになると大事な言葉がなかなか言えなくて、冗談言ってふざけてみたり、おどけてみたり…。でも結局は“エイ!”って勇気を振り絞るんですけどね(笑)。
――そういう経験はメモしたりするんですか?
果山:メモ帳があるので、メモは常にしています。私はよく車に乗るんですけど、車にも一冊置いてあるんですよ。それを見返したりもしますけど、基本的に経験って覚えているものなので、思い出しながら書くことが多いですね。
――自分の経験を歌詞にするのは、恥ずかしさもあると思いますが。
果山:今、恋愛で苦しい人って私以外にもたくさんいると思うので、自分自身に正直に書くことで、同じような思いをしている人を励ますことが出来れば嬉しいですね。
――歌詞を書く上で、大切にしていることは何ですか?
果山:自分らしさを消さないようにしています。ちょっとドジっぽかったり、おっちょこちょいなところも飾らずに書こうって。だから、歌詞を見てもらうと私がどういう人間なのか分かると思います(笑)。
――歌詞を書く決まった場所や時間帯、使うアイテムはありますか?
果山:時間帯は昼が多いですね。ファミレスに行って、ドリンクバー一杯でずっと書いてます(笑)。あとは、SNSを使っているので、悩み相談を見たりして、"みんなこんなことで悩んでるんだ。分かる!"って共感しながら、書いたりもしますね。
――歌詞の面で影響を受けたアーティストは?
果山:aikoさんやドリカムさんの歌詞は、今でもよく見ています。aikoさんの歌詞は、"爪"とか"唇の熱"とか、スポットが当たっていて、女の子らしい表現だと思います。"まつげ"とか"カブトムシ"もそうですけど、なかなか出てこない言葉なので、すごく勉強になりますね。
――では、ドリカムの吉田さんは?
果山:ドリカムさんは、写真一枚を切り取ったみたいに、曲を聴くとその情景がパッと浮かぶ歌詞の書き方なので、分かり易いんですよね。別れる瞬間とか別れて彼が手を離した瞬間の歌とか。歌から映画が出来そうな感じが素敵だと思います。
――他に言葉の情報源ってありますか?
果山:映画を観たり、本を読んだりしてインプットしています。自分の中から知らない言葉は出てこないので、色々勉強したりして、よく参考にしています。
――歌詞を書くということは、果山さんにとってどのようなものですか?
果山:歌詞は"自分を表現できる場所"だと思っています。私は自分を表現することが好きだし、前に出ることも好きなので、歌詞を書くことは自分をよく知ってもらうためにすごく大事な場所だと思っています。
――“果山さんのポリシーは何ですか?
果山:ポジティブでいること。あとは“諦めない”っていう気持ちを大事にしています。自分自身デビューするまですごく時間がかかったんですけど、どんな時も"負けない、諦めない"て思っていたので、それはこれからも変わらないですね。
――今後コラボしてみたいアーティストは?
果山:注目しているということで言えば、海外ですけど、P!nkさんです。コラボはできないと思うんですけど、P!nkさんみたいな力強いアーティストさんに自分もなりたいと思いますね。ケイティ・ペリーさんも自分の世界観をガンガン押し出していくようなアーティストさんなので、好きですね。
――ホームヘルパー2級をお持ちで介護の仕事もしていたそうですが、音楽をやる上でプラスになっていることってありますか?
果山:時間の大切さを教わって、自分の存在意義をすごく意識して考えるきっかけになりました。
――それでは、最後に「歌ネット」を見ている人にメッセージをください。
果山:私自身は飾らずに自分を表現しています。私のことを知っていただいて、ぜひ一度ライブに来てみなさんの生の声を聞かせてください!




果山サキ


2011年7月、「本当にキミじゃないのかな… feat.SoulJa」で配信デビューを果たし、同年11月、ミニアルバム「Tasty」でCDデビュー。ポジティブなメッセージと伸びやかな声が各メディアから注目を集めているシンガー。

Official Blog

1st Single「ズルしないでちゃんと愛してよ with LGMonkees」
2012年5月9日発売
CRCP-10275 \1,200(税込)

<収録曲>
1. ズルしないでちゃんと愛してよ with LGMonkees
2. Girls be smiley
3. 雨のち晴れ
4. ズルしないでちゃんと愛してよ with LGMonkees (Instrumental)

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