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| 2000年の結成以来、インディーズシーンで数々の記録を打ち立ててきた5人組バンド“HY”。結成10周年、そして26歳になった彼らが、新たなスタートを高らかに宣言するニューアルバム『Whistle』をリリース！
「これからもファンのみんなと共に歩んでいきたい」「一緒に未来に向かっていこう」。そんな決意をしたときに鳴り響く“Whistle”。この作品から、新たなHYのストーリーが始まる！
歌ネットでは、そんな話題の作品を、リリース前にいち早くお届けします！歌詞を読んで、曲を聴いての感想、HYへのメッセージなど、ドシドシ書き込んで下さい！
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今年で結成10周年を迎えられましたが、10年を振り返っていかがですか？ |
| 新里 |
本当にあっという間でしたね。この間、自分達のDVDで10年を振り返ってみたんですけど、ゆっくりと一歩ずつ成長してこれたかなって思いますね。音楽を通して、ファンのみんな、スタッフたちと一緒に成長してきたんだと思います。 |
| 許田 |
僕は感謝の気持ちが強くなったと思います。ストリートライブにも何万人というお客さんが来てくれて、改めてそれは実感しました。 |
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今回のアルバムのタイトルは『Whistle』ですが、このタイトルに決まった経緯は？ |
| 名嘉 |
僕らは毎回、全曲レコーディングし終わって、曲順も決めた後に、タイトルを決めるようにしてるんです。今回は10周年ということもあって、これから20周年、30周年に向かって、新たにスタートしていく。何事もスタートする時は、心の中で何かが鳴っていると思うんです。それが何かって考えた時に出てきたのが、『Whistle』だったんです。 |
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アルバムのスタートを飾るのが「レール」ですが、2009年11月に先行レンタルという形で世に出ましたよね。どうしてレンタルという形にしたんですか？ |
| 新里 |
HYはアルバムをリリースするのが沖縄タイムで遅いので(笑)、早く聴いてほしいなっていう思いもあり、「今度リリースする作品はこんな作品ですよ」っていう紹介でもあったんです。レンタル屋さんに足を運んで、CDを手に取って借りていく。それを返したら違う人がまたそのCDを借りていく。その流れが“レール”みたいに繋がっていけばいいなっていう想いもありました。 |
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これまでもアルバムのみのリリースですが、シングルでリリースしないのはどうしてなんですか？ |
| 新里 |
シングルでリリースすると、1曲で“HY”が評価をされてしまうんです。僕らはメンバーみんなが曲を作れるので、アルバム1枚が“HYの1曲”だと思って聴いてほしいんです。だから、タイトルを最後に決める理由もそこにあるんです。 |
| ――― |
なるほど。今の話でこれまでの疑問が解けました(笑)。 |
| 名嘉 |
シングルを出すんだったら、その分ライブをしてると思いますね。DVDもこれまで6枚出してますから、それだけライブをしてるんだと思います。 |
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アルバム『Whistle』のリード曲にもなっている「告白」は、ピュアな歌詞が心に沁みる楽曲ですね。 |
| 名嘉 |
そうですね。大人になるにつれて、告白する機会も減っていきますけど、ピュアな気持ちは忘れちゃ駄目だと思うんです。たとえば夫婦であれば、この曲を聴いて、付き合った日のことを思い出してほしいですね。 |
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曲を作った時は、実際に告白するような状況だったんですか？ |
| 名嘉 |
いや、僕は目の前で告白した経験はなくて、後悔したんです(笑)。やっぱり告白は、顔を見てするのがいいんじゃないんですか。 |
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その意見について、仲宗根さんはいかがですか？ |
| 仲宗根 |
私は電話は絶対に嫌ですね。電話でするくらいの気持ちだったら、バイバイっていう感じですね。目の前で「好きなんだけど」って言われて、「どうしようかな」って迷っている時に、「付き合ってみたらいいかもよ」とか、その場の押したり引いたりする駆け引きは、相手の顔が見えるからできるものだと思うんです。“付き合ってからその人を好きになる”みたいなパターンもありますからね。 |
| 名嘉 |
いつも説教うけてばっかりです(笑)。「なんで目の前で言わないの」って(笑)。 |
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(笑)。宮里さんが書かれている「すてがらHOLLY」「うけんビーチ」は変わったタイトルですよね。これはどういう意味なんですか？ |
| 宮里 |
「すてがらHOLLY」っていうのは、沖縄の方言で“置きっ放し”ほったらかし”っていう意味で、それにかけて、“不安は置いて前に進もう”というメッセージを込めています。
「うけんビーチ」は、沖縄にあるビーチなんですよ。そのビーチをイメージして(笑)。 |
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そうなんですか。とっても個性的なタイトルなので気になっていました。「Answer」は、仲宗根さんが書かれた曲ですが、素晴らしいバラードですね。これは女性からの別れですよね？
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| 仲宗根 |
そうですね。このタイプの歌詞は初めてです。今までは女性が捨てられる側だったり、一方的な片想いの女性像を描いてきたんですけど、今回は、現実でも自分からバイバイって感じだったので、このような曲ができました。 |
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ということは、実体験なんですね？ |
| 仲宗根 |
そうですね。「366日」の時は全然書けなくて、ファンレターを読んでから書いたり、「NAO」は友達のナオちゃんのことだったりで、今回やっと自分の歌が書けました。 |
| 名嘉 |
何があったんでしょうね(笑)。 |
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(笑)。個人的には「私の生き方がそこにはあって」のフレーズが印象的で、現代の女性を象徴するフレーズだと思います。昔は女性はついていく側っていうイメージがありますから。 |
| 仲宗根 |
まさにそうですね。きっと、大人になって“自分”っていうものが出てきたんでしょうね。たとえば24歳の頃の恋愛であれば、「愛があれば大丈夫」とか「好きだから努力する」とか、そういうので良かったんですけど、今回の恋愛から「努力だけじゃ駄目なんだ」「愛だけじゃやっていけないんだ」っていうのが分かってきて、その時からスパッと男の人を切れるようになったんですよ(笑)。 |
| 一同 |
(笑)。 |
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HYさんは歌詞がとても人気なので、作詞をするにあたって心がけていることを教えていただけますか？ |
| 新里 |
僕は「自分だけが辛いんだ」とか、「自分だけになんでこんなことが降りかかってくるんだろう」とか考えずに、逆に「みんな辛いのは同じだし、もっと辛い人はたくさんいる」って思いながら、いつも書いているような気がしますね。 |
| 名嘉 |
自分は携帯に書くことが多いですね。たとえば同級生と食事に行ったりした時に、日常の話をしながら、「あいつは日々こんなことを思ってるんだ」とか、話の中に出てきたいい言葉だったりをメモったりします。あと自分は落ち着きがないので、普段と違う生活リズムにすると言葉がバッと出てきますね。 |
| 仲宗根 |
私の場合、心がけてるというか、自分でも嫌な癖なんですけど、けんかしたり、別れたりした時、その状況をその場で書いてしまう癖があるんです。たとえば、彼氏とけんかして泣きながら横になって背中を向けている時、その瞬間を携帯に打ち込んでしまうんですよ。本当に不思議なんですけど、泣いてる自分とそれを客観してる自分がいて、「今、辛い」「こんなこと言われた」「自分はこう思う」とかその瞬間の状況を文字にしてしまうんです。 |
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それは凄いですね。でもその状況を相手に見られたら、絶対に誤解されますよね？ |
| 仲宗根 |
たいてい、詞を書いてるとは思われないので、「もう違う男にメールを打ってるのか」とか勘違いされるんですよ(笑)。 |
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そこまでするのは、心のどこかで詞を書かなきゃいけないと常に思っているからなんですか？ |
| 仲宗根 |
歌詞を書かなきゃいけないと思ったことは、一度もないんです。逆に書けなかったら、5年でも10年でも書かないですね。メンバーみんなが書けるので。 |
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これから全国ツアーを控えていますが、ツアーに向けての意気込みを聞かせてください。 |
| 新里 |
今回のツアーの本数が161本というこれまでにやったことがない数なので、それ自体が挑戦です。ここまでやってこれたのも、ファンのみんなのお陰なので、感謝の意味を込めて、僕らから会いに行って、音を届けたいなと思っています。 |
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それでは、最後に「歌ネット」を見ている人にメッセージをください。 |
| 許田 |
すごくいいアルバムになっているので、1曲1曲を丁寧に聴いてほしいです。 |
| 宮里 |
恋愛の曲だったり、前向きな曲だったり、みんなの気持ちやシチュエーションに合う曲があると思うので、是非聴いてみてください。 |
| 新里 |
何かを始めるきっかけになるような曲が詰まっていますので、是非そのきっかけになれれば嬉しいです。 |
| 仲宗根 |
色んなジャンルの曲がこの一枚には詰まっているので、きっと好きなジャンルの曲以外でも興味を持ってもらえると思います。 |
| 名嘉 |
聴いた人の気持ちを代弁できていたらいいなと思います。少しでも共感してくれたら、是非ライブにも足を運んでいただいて、一緒に素敵な夢が見れたらと思います。 |
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ありがとうございました！今後も応援させていただきます！ |
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曲を聴いて、歌詞を読んでの感想、HYへのコメントは締め切りました。
たくさんのコメント有難うございました。 |
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| miyuっぺ さん |
2010年02月10日 02:42 PM |
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今回のアルバム、めっちゃ胸に響く曲ばっかりです。
毎日聞いています。
ツアーめっちゃ楽しみにしています。
体調に気をつけて頑張ってください☆
ずっと応援しています。
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| MIO さん |
2010年02月08日 11:55 AM |
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きのうのミュージックラヴァーズ見ました！
３６６日に泣けました！
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| 靖男 さん |
2010年02月03日 07:11 PM |
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ＨＹの歌詞はどの曲もすばらしいです。
新しいアルバム買いました。
仲宗根さんの曲は大好きです。
これからも応援します。
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| トム さん |
2010年02月03日 10:47 AM |
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買いました！「帰り道」名曲！
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| *REIKA* さん |
2010年02月02日 08:36 PM |
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歌詞。メロディ。
1曲1曲が深いです!!!
聞けば聞くほど好きになる｡｡｡
そんなHYが好きです!!!
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HY (エイチワイ)
新里 英之(しんざと ひでゆき)
Vo & Rap & G
名嘉 俊(なか しゅん)
Dr & Rap & Cho
宮里 悠平(みやざと ゆうへい)
G & Cho
仲宗根 泉(なかそね いずみ)
Vo & Key & Cho
許田 信介(きょだ しんすけ)
Bass
沖縄在住の5人組インディーズアーティスト。アルバムのみのリリースにも関わらず、これまで数々の記録を打ち立てる。耳なじみのよさと、聴き手の心をくすぐる歌詞が、同世代から根強い人気を誇っている。
Official Site
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