歌ネットBlog：hitomi スペシャルインタビュー

　5月20日にシングル「WORLD! WIDE! LOVE!」をリリースし、アーティスト活動を復活させたhitomiが、母親になり、2年9ヶ月ぶりとなるオリジナルアルバム「LOVE LIFE 2」を完成させた。

　先行シングル「WORLD! WIDE! LOVE!」、BeeTVドラマ「KOI☆AGE～恋するアゲハ～」主題歌でアルバムリード曲「探し続けてたもの」、ベネッセ「こどもちゃれんじ」のタイアップ・ソング「ココロの草原」など、妊娠期間中に制作された愛情たっぷりの一枚！

　さらに現在、歌ネットモバイルでは“hitomi×ケータイ小説”として、「LOVE LIFE 2」の世界がケータイ小説になる企画を実施中！リリース前から大きな話題を呼んでいる！

　歌ネットでは、そんな話題の作品を、リリース前にいち早くお届けします！歌詞を読んで、曲を聴いての感想、hitomiへのメッセージなど、ドシドシ書き込んで下さい！

hitomiの歌詞一覧


―――	今回のアルバム「LOVE LIFE 2」は、大ヒットアルバム「LOVE LIFE」の続編となる作品だと思いますが、このタイトルにしようと思ったきっかけは？
hitomi	「LOVE LIFE」は2000年にリリースしたアルバムなんですけど、あの頃は例えば独身であったりとか、hitomiという一人の女性として駆け抜けていた時で、女性というより女の子みたいなイメージだったんです。　今回「LOVE LIFE 2」というタイトルになったのは、女の子という部分の自分から守るものが出来た一人の女性としての変化をちょうど感じたからです。女の子から脱皮する瞬間であり、愛のある生活の中で満たされた自分がいたので、このタイトルにしました。
―――	テーマはもちろん“愛”ですよね？
hitomi	そうですね。“愛”って言っても漠然としてますけど、「LOVE LIFE」は割と個人と言うか“自分自身が幸せになるためには”という思いが強かったんですけど、今回は、“誰かを思って”“誰かを感じて”作った作品になったので、愛の形があの頃とは変わってると思いますね。

	―――	5月20日に先行シングル「WORLD! WIDE! LOVE!」をリリースされていますが、この曲に込めた思いを教えていただけますか？
	hitomi	「WORLD! WIDE! LOVE!」と聞くと、すごく大きな愛をイメージしますけど、世界平和と言ったって、漠然とし過ぎて現実的じゃないと思うんです。例えばニュースで“地球が温暖化で北極の氷が溶けている”っていくら聞いても実感として湧かないし、確かに最近の夏は暑いなって感じても、まだ漠然としているんです。

―――	確かにそうですね。
hitomi	じゃあ自分にとっての「WORLD! WIDE! LOVE!」って何だろうと考えたときに、“大きなことのように見えて実は小さなことが大事なんじゃないか”って思ったんです。　例えば自分に子供が出来て、子供を守っていきたいっていうこともそうですし、他には自分の身近な人たちとちゃんと関わることだったり、スピード社会に流されるんじゃなくて、自分は自分としてちゃんと出来ることをやることがが私にとって「WORLD! WIDE! LOVE!」に繋がるんじゃないか…。そんな思いを歌詞に盛り込みました。
―――	この曲は妊娠期間中に書かれたんですよね？
hitomi	そうですね。赤ちゃんが地球に生まれて来たときに、どういう地球であってほしいとか、どう願っているっていうことをポイントに絞って歌詞を書きましたね。

―――	アルバムのリード曲「探し続けてたもの」は感動的なバラードですね。初めて曲を聴いた時の印象はいかがでしたか？
hitomi	アルバムの曲を色々候補として聴いている中で“なんか足りないな”と思ったんです。そこで「バラードがほしい」とディレクターにお願いして、ディレクターが温めていた曲を聴かせてくれて、それが「探し続けてたもの」だったんです。すごく良い曲で、私自身すぐに気に入りましたね。歌詞は「書き換えたほうがいいのかな」と悩んだんですけど、歌詞も良かったので、そのまま使わせてもらいました。
―――	男女の愛を歌っている内容だと思いますが、hitomiさんが歌うことによって、子供への愛を歌っているようにも聴こえます。

hitomi

そうですね。10年前と今を比べれば時代の変化も大きいですし、男女の関係を見てもすごく変化があったと思うんです。例えば携帯電話のなかった時代で言うと、男の子に電話するだけでも、夜、公衆電話まで走って、親が出るんじゃないか？とドキドキしながら電話していた時代があって、今みたいにすぐに思いを伝えたり、すぐに何かできるわけじゃなくて、難関があって相手に届くっていう良さがあったと思うんです。

―――	振り返ると懐かしく感じますね(笑)。
hitomi	今はすぐに答えを見つけようとしたり、すぐに答えがわかってしまうから、男女の関係を見ても、長い時間をかけて育てていく思いが、崩壊しつつあると思うんです。だからこそ、すごく大切だなと思える人、子供はその象徴だと思うんですけど、“それを大事にしたいよね”という思いが詰まっているんです。親から子へっていう方が今の時代響きやすいんだと思うんですね。今の私自身で言えば、もちろん旦那さんへの愛もありますけど、もしかしたら子供への愛の方が強いかもしれないですね(笑)。

―――	今回のジャケットは、hitomiご自身の案ですか？
hitomi	はい、そうです。今回、プロモーションビデオは女性のディレクターだったので、ディレクターのイメージに基づいているんですけど、基本的にビジュアル面に関しては、自分も入って、自分にアイディアがあればそれを押して作っていますね。
―――	「LOVE LIFE」のジャケットは当時話題を呼んだので、今回もすごくこだわりを感じました。
hitomi	私は自分がやりたいことをやっていきたい人間なので、「LOVE LIFE」の時も自分がやりたいことをやれた気がしたし、今回も自分がやりたいことが実現できた気はしてますね。

	―――	作詞についてお聞きしますが、詞を書く上で一番大切にしていることは何ですか？
	hitomi	私の場合は自分の真実を求めて書いているので、“嘘がない”っていうのが一つありますね。架空のものは書かないので、自分の経験だとか自分が感じていることをリアルに発信していこうと思っています。だからまず気持ちを真っ白にして、そこで白い用紙を用意して、自分が日頃何を思っているかをワードとしてバンバン出していって、そこからどんどん広げていく感じですね。

―――	詞を書くときに欠かせないものなどありますか？
hitomi	私の場合は、まず手書きで始めるんですけど、鉛筆やシャーペンじゃなくて、なぜか黒のマッキー(マーカー)を使うんです(笑)。マッキーとFAX用紙くらいの紙を用意して、バーっと書いて修正していきます。
―――	マッキーというのは何か理由があるんですか？
hitomi	書きやすいし、目に黒(ワード)がしっかり残るんですよ。消すことが出来ないから、一番初めの自分の直感が映し出されるんです。消しゴムで消せるものだと、直感を無視してうまいこと書こうとしちゃうんです。そういう意味でも黒のマッキーがいいんです(笑)。
―――	パソコンは使われないんですか？
hitomi	パソコンは最終的に清書するときに使います。パソコンも一緒ですぐに消せちゃうじゃないですか。第一インスピレーションを消すことは、自分の本心をひた隠すことになるので、やっぱり手書きですね。
―――	それでは、最後に「歌ネット」を見ている人にメッセージをください。
hitomi	頑張れよ！
―――	ありがとうございました！今後も応援させていただきます！

曲を聴いて、歌詞を読んでの感想、hitomiへのコメントは締め切りました。
たくさんのコメント有難うございました。

しのび　さん 2009年07月05日 04:26 AM: candy　girlの頃からのファンです。笑
体型の変化も、楽曲の変化も、生き様の変化もすべて大好きです。
私も子供がいるので、hitomiの変化がこれからもみのがせません。

＞「頑張れよ」
オトコマエですね♪

これからもかっこいいhitomiを見せてください★
たのしみにしてます。

gofight　さん 2009年06月28日 09:17 PM: まずは、ご出産おめでとうございます。子育ても歌もめいいっぱい愛情を注いでくださいね。益々のご活躍をお祈りしています。

村☆雅　さん 2009年06月25日 07:51 PM: アルバム発売おめでとうございます！！
まだ、1曲全部聴いていないけど、今週末にはＣＤゲットします。でも、売り場のレジにもっていくのにチョッと勇気がいるかも？新聞のフルヌードの広告には超びっくりしました。写真集は買う勇気は無いですね。

K・K　さん 2009年06月20日 09:55 PM: TREVELERの頃からの熱狂的(笑)ファンです♪
LOVE LIFE2予約しました！！
もうホントに発売日が楽しみで楽しみで･･･☆

ジャケットも、女の私から見てもホレボレしちゃうくらいキレイですよっ^^*

ヒデ　さん 2009年06月19日 00:50 AM: hitomiさんもお母さんになられたんですね。
2002年頃、（？）毎日、テレビのCMで見ていた頃を思い出します。当時は「SAMURAI DRIVE」とか「I am」など良く聞いていました。暫くぶりに、このインタビューのページ見てドキッとしましたが、「お母さん」と「アーティスト」二足のわらじを履くんですね。
子供のためにも、身体に気を付けて、hitomiの生き様をみせてやって下さい。どうぞお幸せに！！

hitomi（ヒトミ）

1994年11月28日シングル「Let's Play Winter」でデビュー。ほとんどの作品で自ら作詞を手がけ、幅広い女性から支持されている。またファッション・リーダーとしても常に注目を集めている。

Official Site
Official Blog「hitomiのヒトミ」

作品名：「LOVE LIFE 2」(album)
発売日：2009年6月24日発売
発売元：LOVE LIFE RECORDS

AVCD-23867/B (CD+DVD)
\3,500（税込）

AVCD-23868 (CD)
\2,800（税込）

＜収録曲＞
1. Just You
2. WORLD! WIDE! LOVE!
（チキュウニウマレテヨカッタver.)
3. 探し続けてたもの
4. エターナル☆サンシャイン
5. 旅立ちに吹く風
6. MEMORY
7. Fight for Your Run☆
8. Hello-Good bye!
9. Beat☆
10.ココロの草原
11.VISION～Don't Stop The EARTH～

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