今年11月にデビュー満5周年を控え、ますますその活躍が注目されているシンガーソングライター“秦 基博”が、待望の2011年第一弾シングルとなる「水無月」を6月15日にリリース!

 色んなことが複雑に絡まる日常にあって、“単純な言葉で愛を今叫ぼう…”というシンプルなメッセージが爽快なナンバー!力強い歌声と爽やかなメロディーが、初夏にピッタリの解放感を与えてくれる!

 歌ネットでは、そんな話題の作品を、リリース前にいち早くお届けします!歌詞を読んで、曲を聴いての感想、秦 基博さんへのメッセージなど、ドシドシ書き込んで下さい!

  
 
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「水無月」のテーマを教えてください。
「水無月」は先にメロディーが完成して、そこから感じた“瑞々しさ”や“力強さ”を基に歌詞のテーマを探していきました。サビの“単純な言葉で愛を今叫ぼう”が核になっていて、複雑で答えのない毎日を過ごしている中で、“何を支えにしていけばいいのか?”“何が信じられるのか?”をシンプルな言葉で綴っていきました。
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「水無月」は普段あまり耳にする機会が少ない言葉ですが、このタイトルにしようと思った理由は?
メロディーが出来た段階で「水無月」という言葉が僕の中にあったんです。曲のイメージとも合っていたし、サウンド的にもイメージしやすかったのでこのタイトルにしました。
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「水無月」は6月ですが、6月に対してどのようなイメージをお持ちですか?
“生命力に溢れている”っていうイメージが強いです。緑がぐんと濃くなっていって、梅雨の時期になれば雨が降り続く。生き生きとした夏に繋がっていくイメージですね。
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歌詞では、不安や戸惑いに覆われた胸の内と、夏に向かっていく風景とのコントラストがいいバランスですね。どんなことを意識されたんですか?
僕はどちらかと言うと細かく情景を描き込んでいくことが多いんですけど、この曲は“大きな曲にしたい”と思っていたので、“心情の部分をどう切り取るか”を重視しました。
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言葉とメロディーのハマりもすごく良いですよね。言葉とメロディーの意識についてはいかがですか?
感覚的なことなんですけど、曲先のときはメロディーを作った時点でメロディーが欲してる言葉があって、それを探していく作業が作詞だと思うんです。そういう意味でこの曲は、メロディーに呼ばれた言葉が上手くハマってくれたと思います。
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作詞をする上で、一番大変だった部分はどこですか?
冒頭のAメロですね。サビで“単純な言葉で愛を今歌おう”と思い切ったことを歌っていたので、“それだけだと足りない”と思って、なぜそういう思いに至ったかを伝えるための言葉探しに悩みました。
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「水無月」はいつぐらいに作られた曲なんですか?
3月ぐらいですね。震災の前にメロディーを作っていて、歌詞は震災後に書きました。
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震災の影響は歌詞に表れていますか?
そうですね。最初は震災を意識せずにメロディーに導かれるまま書き始めたんです。でも自分でも気付かないうちに溜まっていく思いがあったんだなと出来上がってから思いましたね。2番のBメロに“不純なのはいつだって すぐ見透かされてしまうから”っていうフレーズがあるんですけど、あれだけ凄いことがあると、良いことも悪いことも見えてしまうというか、浮き彫りになってしまうんだなって。そんなふうに感じたことが自然と滲んだような気がします。
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「水無月」は12枚目のシングルとなりますが、これまでの作品と比べて、特別な思いはありますか?
3rdアルバム「Documentary」は、自分の中の色んな振り幅を切り取った作品だったので、一度フラットな状態にしたんです。今回は“シンプルで強いものを作ること”が一つのテーマだったので、それは出来たと思います。
 
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カップリングの「夕凪の街」は、秦さんの実家の宮崎県をイメージされたんですか?
いや、これは架空の街をイメージして書いたんです。たとえば横浜みたいに海が近い街とリンクするような曲になるといいなと思って書きました。
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曲はいつぐらいに作られたんですか?
「Documentary」を制作していた時期に作った曲で、実は他のアーティストに歌ってもらう予定で作った楽曲だったんです。自分で歌うつもりはなかったので、普段自分で歌っている曲と比べて主人公との距離感が違っているんです。
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この曲は、いなくなってしまった恋人の面影を追っている曲ですが、歌詞は実体験なんですか?
実体験が影響してないということはどの曲にもないんですけど、わりとストーリーテラー的に作った曲なので、空想の色合いが強いと思います。“自分がこうだから”と書くより、“曲の主人公がどうなのか”を考えて主人公の性格だったりを決めていきました。
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神社や桜並木などを情景描写されていますが、情景は映像として浮かんだんですか?
そうですね。曲先で作った楽曲なんですけど、メロディーが持っている景色と自分のイメージを合わせながら、書いていきました。
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3曲目の「猿みたいにキスをする」はスタジオライブ音源ですね。これまでのシングルでも時々スタジオライブ音源を収録されていますが、そうしようと思ったきっかけは何だったんですか?
カップリングでは、過去のアルバムの曲や自分のルーツとも言える楽曲に光を当てたいという気持ちや、あとは、スタジオでライブ形式で録ることへの挑戦といった目的があったりするんですね。始めの頃は、演奏の差し替えを一切しないという一発録りに緊張感を持ちながらやっていたんですけど、最近は経験値も増えてきたので、ライブセッションを楽しもうという気持ちのほうが強くなってきた気がします。それでも今回でいうと“どういうニュアンスでピアノが来るのか”など、実際一緒に音を出すミュージシャンの方とのせめぎ合いの中で生まれる緊張感もものすごくあって、そんな生ならではのグルーブを音源から感じてもらえるとうれしいなと思います。
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他のアーティストさんは、よくライブ音源を収録していることは多々ありますが、スタジオライブ音源はあまりないですよね?
そうですね。スタジオライブはクリアで整理された音環境で演奏出来るので、レコーディングとライブの中間にあるようなものなんです。だから、通常のレコーディングの時や実際にライブで歌う時にも凄く役に立つんですよ。
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その中で「猿みたいにキスをする」を選んだ理由は何だったんですか?
この曲は、「Documentary」に収録されている曲なんですけど、かせきさいだぁさんのラップを入れたり、今まで自分の音源でやっていなかったことに挑戦した曲だったんです。今回は、アコギを弾きながら曲の原型を作った時の空気感により近いもので聴いてほしいと思ったので、ピアノとマンドリンとのセッションでやりました。
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歌詞では“今が全て”という10代の感情が切なく描かれていますが、今回のアレンジでより伝わる作品に仕上がっていますね。
そうですね。この曲は、10代ではない主人公が俯瞰で歌っているようなところがポイントなんです。きっと“今が全て”と思っている人はこういう風に思わないと思うんです。距離感がこのアレンジでは濃くなったような気がしますね。
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普段、どのような流れで曲作りをされているんですか?
たとえば前シングルの「メトロ・フィルム」のように詞を先に書くこともあるんですけど、メロディーが先に浮かぶことのほうが多いです。
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詞を書く上で大切にしていることは何ですか?
“温度感や映像がどうやったら伝わるか”っていうことは大事にしているので、なるべくシンプルに聴いてる人にイメージしてもらいやすい言葉を選ぶようにしてます。あとは、自分の感覚を大事に突き詰めていくことですかね。
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歌詞が出来やすい場所や時間帯はありますか?
締めきりが迫ってくると、朝から夜までずっと書いていたりしますけど、パッとひらめいたりするのは朝が多いですね。あと、歩いたり車に乗っている時にまとまって出てくることがあります。
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曲のタイトルは、日本語が多いですよね。タイトルはいつもどのように決めているんですか?
最近は一番最後につけることが増えましたね。顔になる部分なので、“この曲にはこういうメッセージを込めているから、これくらいの温度感のタイトルがいいだろう”っていうように感覚的に決めています。
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普段曲を聴く時、歌詞は重視されていますか?
歌詞だけ読んでどうこうっていうのはないです。音楽に乗っている言葉っていうのが一番重要で、歌ってみたり聴いてみたときに引っかかる言葉があるかどうか、それがあるアーティストの音楽が好きですね。
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歌詞の面で影響を受けたアーティストは?
キリンジさんとaikoさんとかですね。キリンジさんは情景の切り取り方が独特なんですけど、すごく伝わってくるものがあって、言葉の選び方が素晴らしいと思いますね。aikoさんは、情景が見えるし、遥か遠いところにあるはずなんだけど、何故か女の子の気持ちが伝わってくるところが凄いと思います(笑)。
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言葉の情報源は主に何ですか?
本や小説、映画や漫画など、色んなものから得ていると思います。もちろん実体験もそうですけど、それらが曲のイメージと結びついた時、歌詞になる感じです。
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たとえば、漫画からはどういう影響を受けるんですか?
空気感ですね。映画もそうなんですけど、“このシーンにどういう音楽が流れているのか”をイメージしたり、ひとつのセリフからインスパイアされたりしたことが曲や歌詞につながっている気がします。本や小説の場合は、たとえば村上春樹さんの本を読めば、透明感があったり、切ない気持になったりする。そこがすごく重要で、物語の内容よりは“何で切なく感じたんだろう?”っていうことを細かく突き詰めていくと曲になっていくんです。
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秦さんはアコースティックギターと伸びのあるヴォーカルというイメージがありますが、ご自身では一番の武器は何だと思っていますか?
歌声がいいって言っていただけることが多いので、それは嬉しいですけど。僕が音楽をやっていく上ですごく重要だと思っていることは、“シンガーソングライター”であることなんです。自分で書いた詞と曲を自分で歌う、そうじゃないと自分の音楽じゃないと思っているので。
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今年の11月でデビュー5周年を迎えられますが、今後挑戦してみたいことはありますか?
デビューする前から、音楽をずっと続けていくことを唯一の目標としていたので、5年という区切りは迎えますけど、自分の目標はその先にあるので、ひとつ前の曲よりもっといい曲を作ることの積み重ねしかないと今は思っています。
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それでは、最後に「歌ネット」を見ている人にメッセージをください。
苦しみながら作って出てきた言葉が歌詞になっているので、音楽を通して、その言葉がどう響くかをまず感じてもらって、またその後に歌詞を読んでみると、伝わり方が変わったり、言葉のリズムがより感じられたりするんじゃないかと思います。音楽を多面的に、色んな角度から楽しめる要素のひとつが歌詞だと思うので、そんな風に楽しんでもらえたらなと思います。

曲を聴いて、歌詞を読んでの感想、秦基博さんへのコメントは締め切りました。
たくさんのコメント有難うございました。
 
るりたん さん 2011年07月12日 00:59 PM
飾らない素のままな秦くんが大好きです。
これからも楽しみにしています!
ミルキー さん 2011年07月05日 07:39 PM
私は、秦さんもaikoも好きなので、セッションしてほしいです。
音狂 さん 2011年07月01日 07:51 PM
インタビューを大変興味深く読みました。
新曲を出すたびに歌ネットに登場してください。
楽しみにしています。
ミーちゃん さん 2011年06月20日 06:39 AM
実直な人だなー。そういう所も非常に共感が持てますね。新曲も 素晴らしいです。これからも応援してます!
ゆべし さん 2011年06月19日 02:29 AM
秦くんて、本当に真面目で誠実。芯がある。

人間の本質で大事なもの、ちゃんと持ってる方だと思います。
 
 
秦 基博 (はた もとひろ)

2006年11月、シングル「シンクロ」でメジャーデビュー。伸びのあるヴォーカルと耳に残るポップなメロディー、そして抒情性豊かな歌詞が幅広い世代で支持されているシンガーソングライター。

Official Site

single「水無月」
2011年6月15日発売
AUCL-60 ¥1,223(税込)

<CD>
1. 水無月
2. 夕凪の街
3. 猿みたいにキスをする(Live at The Room)
4. 水無月(backing track)



single & Acoustic Live album「水無月+BEST OF GREEN MIND 2010」
2011年6月15日発売
AUCL-61〜62 ¥2,730(税込)

<DISC 01>
1. 水無月
2. 夕凪の街
3. 猿みたいにキスをする(Live at The Room)
4. 水無月(backing track)

<DISC 02>
1. Theme of GREEN MIND
2. 休日
3. 新しい歌
4.
5. トブタメニ
6. 夕暮れのたもと
7. 風景
8. 鱗(うろこ)
9. 透明だった世界
10.夜が明ける
11.今日もきっと
12.虹が消えた日
13.アイ
14.フォーエバーソング

秦 基博 歌詞一覧
Sony Music Online


<デビュー5周年記念ライブ>

10/28(金) 福岡市民会館
11/05(土) 日本武道館
11/10(木) 大阪城ホール


秦 基博の好きなフレーズ


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